コンビニエンスストアの冷蔵ショーケースは、一つの冷凍機に接続されて冷却されていますが、従来のシステムではショーケースの温度管理と冷凍機の運転制御を別々に行っていました。
これを当社開発のストアマスターで集中的に監視すると同時に、集められたデータからショーケースに必要な運転状態を計算、その結果を基にインバータ冷凍機を制御することで、定速冷凍機を使っている場合と比べて冷凍機動力を20%削減することに成功しました。加えてガラス扉部の防露ヒータも同様に最適制御しており、これにより防露ヒータ入力の約50%を削減(100V系)する事ができました。ストアマスターは、平成16年度優秀省エネルギー機器表彰で会長賞を受賞しました。

インバータ冷凍機の目標低圧(目標蒸発温度)制御
| ○ | ショーケース負荷が店内空気エンタルピーと相関関係にあるということに着目し、店内温湿度データとショーケース庫内設定温度から必要な蒸発温度をリアルタイムで算出し、冷凍機を最適制御することで省エネを図っています |
| ○ | ショーケース負荷が大きく変動した場合でも、庫内の設定温度と実温度の乖離状態や蒸発温度の制御状態を監視して補正制御を加えているので、常に最適運転条件を維持できるようになっています |
| 年間電力量 | ||
|---|---|---|
| 夏期92日 中間期122日 冬期151日 |
||
| 1 | 一定速冷凍機 | 25MWh 100% |
| 2 | インバータ冷凍機 | 22MWh 88% |
| 3 | インバータ冷凍機+ ストアマスターによる省エネ |
20MWh 80% |
ガラス扉の防露ヒータ制御
| ○ | 目標低圧制御で取得した店内環境情報で露点温度を算出、ガラス扉の表面温度が露点温度と常に同じ温度になるように防露ヒータを制御することによって必要最低限の電力量消費とし、省エネを図っています |
| 通電時間固定式 | 当装置 | 削減率 | |
|---|---|---|---|
| 年間電力量 | 1490kWh | 750kWh | 50% |